インド人は親日だといわれているが私の印象では特に普通だと思う。
どちらかというと基本インド人は外国人が好きでみんな話すのが好きという感じだ。
実際電車の中や飲食店の中でよく友達感覚で話しかけられる。
では日本の歴史特に戦争期の頃の印象はどうなのだろうか
同じ職場のインド人で昔祖父がビルマ(現在のミャンマー)で日本軍と戦っていたという人がいたので質問してみた。
過去の第二次世界対戦のときの日本軍についてどう思うか聞くとやはり日本が中国や東南アジア諸国を侵略したという印象らしい。
だが過去の歴史については学校の教科書でそう習ったから知識があるというだけでそこに何か特別な感情は抱いていないとのことだ。
一方で現代日本についてはどうなのか。
現代日本の印象は清潔でおしゃれ日本人はみな真面目だという印象があるみたいだ。
IT分野で日本に行ってエンジニアになるという目標を持った若者はけっこう多い。
実際デリーなどの都心部で日本語教室や日本で就労するサポートを行うサービスが増えているという声をよくきく。
私もインドにいる頃は自社で採用担当等も行っていてインド人に対して日本語を教えたり日本で就労するサポート
も行っていた。
しかし彼らからすると日本語は難しいと感じているみたいで言語の壁はなかなか高い。私がインドに在籍していた期間に
実際に日本に行くことができた人はわずか二人だけだった。
言語だけでなく日本の価値観や考え方が合わずも日本に行くことをやめる人もいた。
とくに時間に関しての概念について疑問を感じる人が多かった。
インド人は30分の遅れは遅刻に該当しないと考えているが日本人は待ち合わせ時間の5分前に集合していないといけない
と考えるのが一般的だ。
インド人から見ると日本人はマニュアル通りに動き時間に縛られていて窮屈そうに見えるのだろう。